天皇賞2018年秋<血統勝手解釈>
①アクションスター
母レディオブベニス(母父Loup Solitaire(USA))
父Aタキオンは、2008年のリーディングサイヤー。ディープスカイ、ダイワスカーレットと天皇賞秋でも上位入線した産駒がでてました。自身はサンデーサイレンス×桜花賞馬アグネスフローラで、4戦4勝で皐月賞を制して故障にて引退。弥生賞・皐月賞はちょっと次元の違う競馬であったのが印象的でした。
母レディオブベニスは自身が芝キャッシュコールマイルG2USAを制した。その父LoupSolitaireは自身は仏2歳戦グランクリテリヨムG1を制した。代表産駒はこのレディオブベニスと仏ロイヤルオーク賞G1を制したGentoo。ヨーロッパ・アメリカのマイルあたりで活躍した馬の産駒は日本に来ると2F程度はプラスに働くイメージ。この母馬にはずっとAタキオン、Dインパクトがつけられていることから白老Fの期待も大きいのであろう。
本馬も9F・10Fで3勝。ただ準オープンを勝ったあと、OP・重賞で連敗の8歳馬。ここではさすがに家賃が高いと思う。
母ドバイマジェスティ(母父Essence Of Dubai)
父ディープインパクトは語るまでもなく、現在の日本のリーディングサイヤー。5冠馬であり、産駒も次々とG1勝ち。瞬発力に関しては、超一級。印象は母父の良さ、母系の良さを素直に引っ張ることから、母系の特徴を見ることが一つの評価を下すことができると考えます。
母ドバイマジェスティは、ブリーダーズカップフィリー&メアスプリントG1(D7F)の勝ち馬。34戦12勝の名牝。その父Essence Of Dubaiの代表産駒。Essence Of DubaiはD9FのスーパーダービーUSAを制した。
本馬は皐月賞10Fを制したのちは、勝ち切れてないものの、国内10F・11Fで安定の成績。切れ切れの相手や、重馬場得意の馬相手には分が悪いが、自身の能力はきちんと答えを出すタイプ。母のタフと堅実さがしっかり伝わったかも。どんな競馬でも掲示板は外さないと思われる。
まずは、ここまで。